絶対明日化粧ノリ最高だよ

 

9/3

 

 基本的に何にもしない日で毎日特に何もしていないけど今日は本当に何にも昼頃まで見たいわけではないインスタやらTwitterやらを見てそしてそれではいけないと思って明日着る予定の服にアイロンをかけて部屋の掃除をして風呂も洗った。洗っているときに今日は寒いので湯舟を張ってみるかと思い立って湯舟を念入りにごしごし磨いた。こすらないでいいクレンジングを使っているけど使う特は毎回こすっている。無洗米の時も洗っている。そういう節がある。

 読書の日記をもりもり読んで、そしたらお腹がすいてきたので夕飯を作ることにして台所に立って卵をゆでたり鶏肉を切ったりした。もやしを軽くゆでて水を切ってナムルにした。鶏とゆで卵とを醤油みりんとくつくつやっている間に台所に置いてある椅子に座って読書の日記を読んだ。本を読んでいる本にはたくさん本が出てきてほしいなとなるのでスマホでアマゾンを見てそのままツイッターなどを見てしまうのであんまりよくない。だからと言って紙にメモするのも紙を抑えながらペンを持たないといけないので本を置いて紙とペンを持たなくてはいけなくて一旦本から手を離さないといけないというのがなんだか面倒くさくてあれってどうにかなりませんかね。音声入力とかの機能を活用せればいいのかな。

 ご飯はおいしくできて、洗い物して湯を張って湯がたまるまでまた本を読んだ。風呂の中で飲もうと思ってきれいに洗ったペットボトルに作ったお茶を入れて冷凍庫に入れた。しばらくして風呂場に見に行き、半身浴をするので半分とちょっとくらい溜まっていたので湯を止めて、脱衣所にタオルとか冷やしておいたペットボトルとか後で持ち込んで読むためのロリータとかを用意して風呂に入った。いつもDUOのクレンジングをしてそれだけで、洗顔などはしないけど従妹にもらったサボンの泥パックみたいなやつを使った。顔がすっきりして気持ちがいいのでこれが大好きだ。諸々洗ったら脱衣所にいったん出て入浴剤を入れ忘れていたので入れて、本とタオルとペットボトルを持ち込んだ。

 ロリータはハンバートがローとソファで戯れて己の欲望をふつふつと燃やしているところからヘイズ夫人と結婚するところまで読んだ。ちまちまお茶を飲みながら汗を拭きながら読んで、のぼせそうになったので上がった。だいたい一時間くらいしか入っていなかったけれど久しぶりに湯舟に浸かって肌がもちもちになった。今から予言するけど、絶対明日化粧ノリ最高だよ。

 同居人が帰宅した。朝、家のカギが見当たらない彼女は6時くらいにカギ閉めてね、家出るときはカギを郵便受けに入れておいてくれと伝えるために私を起こしてそしてそれのお詫びとしてポテトチップスを買ってきてくれた。歯も磨いたし夕飯もしっかり食べたし夕飯を食べる前に尻から足にかけての肉が醜く断食しようと決意したのにいまその芋を薄く切って油で揚げて体に良くないものをわんさかかけたものが食べたくて仕方がない。戦う。

 

閉じられた傘をみんな持っていた

 

9/2

 

  美意識が高く歯を清潔に保ちホワイトニングに熱心な恋人よりも私は歯を磨いている時間が長い。丁寧とかそういうことではなく考え事をしながらかしゃかしゃやってふと気づいたときに磨く場所を変えてまたかしゃかしゃしてまた変えて、と特に意識せずに磨いているものだからこの歯は磨いたのだっけ?とわからなくなってしまってずっと磨いている。従妹に私よりも長く磨いてそして一度うがいをしてからまた磨く人がいる。磨きすぎで歯科医師さんにおこられた人でもある。

 ラマになった王様を見た。子供のころ好きでよく見ていたのを改めてみるとクロンクは最初からそこまで悪くないしなんでかめちゃくちゃ怪しいし自ら首にしたイヅマのことを王様は信用しているしあと王様は吹き替えの声が藤原竜也だし面白かった。若い藤原竜也の声がした。藤原竜也のことは昔から好きだったのに何で気づかなかったのかと疑問だったが、ラマになった王様2クロンクのノリノリ大作戦を見て前作と声優が変わっていることに気づいてなるほどなとなった。なぜだか昔よく見ていたのは2の方だったからそちらで覚えていたみたいだ。リロアンドスティッチもよく見ていたのはアニメシリーズに繋がるザ・ムービーの方だった。代表作みたいな方を見ない。

 昼過ぎにはがきを投函するために外に出てポストがある郵便局に行くまでの道に小学校がありちょうど下校時間と重なっていてたくさんの児童がわらわら出てきていた。私が小学生の頃は、というか学生の頃は途中までは友達と帰っていたけど今日見た小学生たちの中には校門から出る時点で一人でとっとこ歩いている子が大勢いた。雨が降る日だったけどその時間はやんでいたので閉じられた傘をみんな持っていて低学年の男の子たちはそれを武器に戦いながら帰っていた。高校卒業してから22歳くらいまでは高校生くらいのきゃぴきゃぴと元気な若者のパワーというか輝きというかがあまりにまぶしくて苦手で怖かったけど、今は小学生男児が怖いなと思う。気が高ぶって甲高い声を上げて早口で話しあちこち蛇行しながら走る彼らがとても怖い。怖いものなしのようで怖い。私の腹あたりくらいまでしかない身長の彼らと信号待ちをしていると信号が変わった瞬間に彼らは走り出し向かいからおばさんが自転車を走らせているというのに傘を横持ちして右へ行ったり左へ行ったりしながら走りまわり叫びたくなった。私がおばさんなら叫んでいる。轢いてしまったら轢いてしまった方が悪くなるというのにいくらこちらが気を付けていても向こうからやってこられたのでは回避しようがない。彼らの親の気持ちになると自分の子が自分の目の届かない場所でそんな恐ろしい行為をしているのかとおもうと本当に恐ろしい。自分の子を自分の手から離せる自信がない。かわいい子に旅なんて絶対にさせられない。添乗員付きのツアーを組んで私も一緒に参加する。

 うちに帰り、読書の日記を読み、焼きそばという文字が見えたのでお湯を沸かして昨日買ったカップ焼きそばを早速食べた。久しぶりというか一年以上ぶりのそれはあまりおいしくは感じなかったし一緒についていたチキンスープはおなかがいっぱいで飲めなかったけれど大変満たされた。

 

 

 

それでそのままお寿司屋さんに行った

 

 9/1

 

 昼前に家を出て電車に乗ったり降りたりまた乗ったりして待ち合わせ場所に向かう。打ち合わせで外に出ている恋人と待ち合わせをしてランチを食べる約束をしていた。たこ焼きのランチを食べた。たこ焼きのランチを食べるのは初めてだった。店員さんの多分店長かそうでなくても今日のメンバーの中では1番偉いのだろうと思われる人が接客は元気だけど多分怖い人なのだろうなと言う感じの人で食べながらそう思った。怖がりなので怖がって、そしてたこ焼きとお好み焼きを食べた。同じランチメニューを食べた恋人は私が半分くらい食べたところでたこ焼き5つを追加で注文していて、その怖い店員さんにいっぺんに頼めよとか思われないかなと思ったけどアルバイト学生とかならともかく社員とかならいっぱい注文してくれるのは嬉しいはずで、というか売ってるのもを買ったことで怒るって何だよと怒られていないけど思った。

 お腹もいっぱいになって、昨日の時点での予定はこの後ケーキを食べに行くというものだったのでお腹をすかせるためにてくてく歩いた。来年同棲しようとしているのでインテリア雑貨のお店だとか家具などを見たりした。とてもいいように思えるソファがあった。デザインも機能もよく、値段もまぁこのようにいい商品ならこのくらいの値段だろうなと納得できる数字だった。間接照明なども見て、可愛らしいランタンタイプのライトがあったのでそれの商品紹介冊子見たいなものをもらう。

 いい感じに小腹が空いたので目当てのカフェに入る。ここのことは恋人が調べてくれて行くことのなったのだけど、入ると女性二人組が二組しかいなくて、店内も可愛い雰囲気なので恋人は「メンズがいない…」と小声で震えていた。しかし桃のショートケーキと可愛い食べ物とロイヤルミルクティと可愛い飲み物を注文していた。私はピスタチオのケーキとレモンスカッシュを注文した。

 

f:id:seyanne:20210902143056p:image

 

  来年考えている同棲というのが今日出てきたところ付近の家を狙っているので、ここのケーキを頻繁に食べたいねと話した。ホールケーキや記念日ケーキにも対応しているとのことで、恋人のために予約していたのであろう男の子が受け取りに来ていた。食べたり飲んだり話したりしていると、恋人がお腹空かない?と言った。まじでか。お寿司を食べに行くことにした。私は一貫でも食べられればいい方だと思った。少し歩いて店まで行くことにして、カフェを出た。
 しばらく歩いていると、恋人が足が痛いと言った。彼は先日一緒に買いに行った革靴を履いていて、そんな硬いものしかもまだ足に馴染んでいないものをはいて歩き回っていたらそうだよなぁとインソールでも買おうと探したけど女性用しかなくて、28センチの靴を履いているのに25センチまでのインソールでは心許ないなとなって、買わなかった。それでそのままお寿司屋さんに行った。

 回転寿司だけど一皿安くて300円とかのお店で、職人さんが握っているところが見れるようなところで、美味しかったのでたくさん食べた。炙りのサーモンが特に美味しかった。

 夜に恋人とビデオ通話する前、部屋の扉を閉めようとしたら蜘蛛がいた。ゴミが落ちているように見えて、拾おうと近づいたら動いたので飛び上がった。見失わないように視界に入れながらティッシュをたくさんとって、包んで捨てた。外に出してやるとかが怖くてできないのでいつも殺してしまう。殺虫鬼だ。

 通話を繋いで恋人が仕事の資料を少し作るというのでその間に阿久津隆の読書の日記を読んだ。二時間くらい恋人はキーボードを叩き私はページをめくった。200ページくらい読んだ。阿久津隆が楽しそうに野球を見たり野球について読んだり書いたりしているのを見ている私は野球を好きではなく楽しくないので私が好きではないことについてこんなに楽しそうに出来るなんてとかそのようなことを考えていると、私は本が好きで読んで話して興奮するけど恋人はそうではなくてなぜこの人は本を読まずにいられるのだろうと思ったりしたけどなるほど阿久津隆にとっての野球を見る私は私にとっての本を見る恋人かと思った。いつも通り大富豪のアプリを二人でして、寝た。

 

 

カブトムシだ。オスの。

 

8/29

 

  昨日から恋人の実家にお泊まりでお邪魔している。3ヶ月前くらいに初めて遊びに行って、それから結構頻繁にお邪魔したりその際にお風呂も入れてもらったり(初めて遊びに行く日の数日前に改装工事をされていてとっても綺麗。恋人のお母さんも綺麗やろぉと嬉しそうだった)していて全然そんな気はしなかったのだけど恋人の実家にお泊まりするのは2回目らしい。そんな筈はと笑ったけど、たしかに数えてみると2回目だった。遊びに行くたびに晩御飯をご馳走になったり実家の裏に建てたおじいさんのお家の一部屋に泊まらせてもらったり(物置に使っていた部屋を物を片付けたり引き取ってもらったり掃除したりして使わせてもらった。使うと楽しく嬉しい気持ちになる健康器具はそのまま部屋に置いてもらってお邪魔するたびに遊ばせてもらっている)していたから感覚が麻痺してしまった。実家にお泊まり、2回目だ。

 夜帰宅すると家の下の階段までの通路、自転車置き場の後ろのスペースに大きな何かが蠢いていた。瞬時に私は「ゴキブリやん!」と身を固めたが、よくみると立派なツノを所有していた。カブトムシだ。オスの。ひっくり返ってた。なぜこんなところに?確かに私が住んでいるのは田んぼがあったり街灯少なかったり田舎ちっくな場所だけど大きな木はないし、電車も車もビュンビュン通る。なんなら線路の真横だ。カブトムシにとっていい物件とは言えなさそう。人間の私にとってもちょっと住みにくい物件だから。カブトムシはもがいてゆっくり回転している。裏返ったまま。くるくると。ここの住人の誰かが飼っていて逃げ出したのか。にしても中途半端なところで失敗してしまったものだな。木のある場所なんかに連れて行ってあげられるとよいのだが私は虫はさわれないし急にバタバタされないように出来るだけ離れて限りなく壁に近づいてと言うか壁に体をずりずり擦りながらカブトムシを避けて何とか階段を登ろうとしているので彼には悪いけど不親切にもひっくり返ったカブトムシはひっくり返ったカブトムシのままだ。大きいツノがるのであのカブトムシはオスだという知識くらいは持っていた。

 

 

ごっそり読み終わった


 5/9

 むにゃぐずと起きだしお風呂へ向かう恋人をビデオ通話越しに送り出して自分はしばらくインスタグラムを見たりツイッターを見たりした。数か月前と比べるとインスタグラムを見る割合はぐんと上がった。それはもう。数年使っていたツイッターのアカウントを複数削除してからというもの、匿名で語られる文字をあまり見なくなったし、匿名で文字を語ることもなくなった。今使っているアカウントでは自ら何かを発信することはほぼなく、主に読んだ本や作った料理を上げている人のつぶやきと写真を見るために開いている。インスタは一日に何度も投稿する人は少ないしツイッターは十人ほどしかフォローしていないのですぐに見終わり、私も風呂に入った。

 洗濯を干し、軽く部屋を片付け、あちあちのコーヒーを飲める温度にしている間に掃除機かけと髪を乾かすことをした。恋人が使っているものと同じ、ミルボンの洗い流さないトリートメントを使い始めたので家に一人でいるだけでドキドキできる。うれしいがかなしい。かなしいがうれしい。昨日コンビニで買ったけどお腹がいっぱいで食べられなかったチョコバナナクレープを食べた。きじがとてももちもちで、バナナがごろっと入っていておいしい。嫌いだったバナナがいつの間にかおいしく感じる。とても人間の飲み物と思えなかったコーヒーを時間をかけて入れている。生まれてから相当の時間を過ごしてきたことを実感する。朝食はレオモンの「ぼくのなつやすみ」の実況を見ながらとって、食べ終えた後もしばらく見た。都会っ子の少年が田舎の親せきの家で夏休みを過ごすゲームを、毎日一日分ずつプレイして投稿している動画。毎年リアルタイムで見るけれど数日見れなかったりして溜まっていき、結局みなくなるのが恒例になってしまっている。何度も最初から見返そうとするも最後までたどり着かないということを繰り返していたが、今日一年目の動画をすべて見終わった。最終回に見覚えがあった。どうやら一年目の動画は全部見ていたようだ。と思ったことも過去にある気がするので、何週かしているっぽい。そういうことが読書においてもよくある。「ぼくのなつやすみ2」の実況動画を見ながら手帳にここ数日の出来事を書いた。

 「読書の日記」をぱらぱらっと読んで、昼食をとり、「記憶破断者」を読み始めた。小林泰三を何で知ったんだか忘れてしまったけど、大変面白いなと思いつつ作家追いまではしていなくて、でも亡くなったと報じられたときはすごく悲しかった。その数日後書店で小林泰三の著書を見かけてなんだかぐっと苦しくなってしまった。そんな小林泰三を読んだ。彼の言葉は大変読みやすく世界に浸りやすい。ベッドの上でゴロゴロしながらもくもく読んだ。もりもり読んで、恋人とLINEしながら読んで、すっかり読んで、ごっそり読み終わった。記憶が数十分しか保てないことからすべてのことをノートに書き記し、数十分ごとにノートを読む主人公が、記憶を改ざんすることができる能力を持つ男と戦う話だ。とんでもない能力の持ち主だ。そんな能力を持てば私は働かずこっそり金を得て静かに暮らすことを選びそうだが、この男は、私と同じく力を行使し金を得るが、まったくこっそりでも静かでもない。何をしても記憶を変えられるからとむりやり何でもやりたい放題だ。しかし頭が切れるというわけではなく、敵としての恐ろしさは残虐さの一点と言ってよくて、ゾゾっとするほどでもなくて、おうおうと楽しく読んでいた。終盤は記憶の脆さや記録の曖昧さを考えさせられ、完璧に思われた主人公の事細かにノートをとるという記憶がもたないことへの対策ももしかしてすきだらけなのじゃ、とちょっとひんやりし、そして最後にはギャッとなった。ギャッとなって、様々なことを考えて、ギャアッとなった。あぁこわかった。

 早くに恋人とビデオ通話を開始して、恋人はすぐぐっすりと眠った。たぶん二十一時にもなっていなかった。そんな時間に私は眠れるはずもなくて「読書の日記」を開いた。ぱらぱら読んだ。そろそろ買って一年くらいになるけど読んでなかった時期もあるのでまだ三五二ページ。あと七四八ページも読める。通話画面を見ると薄暗い部屋で寝ている恋人が見える。大変かわいらしい。でもビデオ通話にも悪いところはある。恋人の部屋に人影が見えてしまったら、とか、私の後ろにだれかいたら、とか、かんがえてしまうところ。あぁこわかった。ではすまない。布団に潜り込んで、寝た。

 

ハサミ男を思い出した


5/8

 昨日から読み始めた「リカ」を読む。インターネットと共にそれに疑問を抱かずにすくすく成長してきた私にはあまりなじみのない、「インターネットの恐怖」が書かれている。そうやんなぁ、普通は個人情報を、名前も顔も素性も知れない人間に漏らすことは恐怖よな、と思う。その辺の倫理観が特に欠けている私はそれでは局寸前までいった。現代っ子だからというわけではなく、たんに、そういう人たちが多くいるところで遊んできたからなんだろう。私より年下の恋人はSNSで実際の知り合い以外と会話をしないし、鍵を付けた、友達しかフォローしていない場所でも顔が映った写真はアップしない。
 怖いなと思いながら、ちょっと想像の範囲内で、リアルなのが怖いのだと思っていたけどリカはファンタジーみたいな怖さの女だった。でも、これは最近の現実の女の方が怖いのがわるい。終盤は「ハサミ男」を思い出した。

 仕事を終えた恋人が昼にやってきた。ドライブがてら、サングラスをして、車をオープンにして、高速に乗ってケーキを買いに行った。タルトのお店。とてもおしゃれなお店で、店内は狭いけれど、休日ということもあり四組くらいが並んでいた。二つ買って帰った。恋人の実家に遊びに行く予定があるので、その時の手土産はここのケーキにすることに決めた。

 Huluで「AI崩壊」を途中まで見た。映画館に通っていた時に予告で見ていて、絶対見ると決めていたのに何でか見ていなかったので、Huluで見つけて絶対に見る、と又思ったので見た。一人で見ようかと思っていたけど恋人と見た。内容というか、AIが人類の選別を始めるという主題はとてもおもしろそうでワクワクしていたけど、まだ三分の一ほどしか見ていないけれどちょっと残念かもしれない。病気の妻のために作ったAIを義弟と彼の会社に渡し自分は業界から遠のいていた主人公が表舞台にちらっと顔を出した瞬間にAIが暴走を始めて、しかもその犯人だと疑われて、犯人じゃないっぽい会話を盗聴されているのにそれを聞いても警察の人間は主人公を追いかけていて、みたいな展開。警察側にも隠された何かがあるのかもしれないけどよっぽどのものじゃないとこのもやもやが晴れない。こういう現代社会の問題を取り入れた作品はほぼほぼいやなマスメディアといやな民衆がでてきて、主人公が苦しめられる要因がほぼそれで、なんかいやだ。昔から感じていたことだけど最近になってようやくこれがしんどいって気持ちか、と認識できるようになった。もやもやはあったけどその名前がわからなかった。主要のキャラクター以外、モブといわれる人たちが、脳みそないんじゃないかってくらい脳死しているとなんか萎える。最後まで見ようかと思ったけど、もうすぐで帰らなければいけない恋人が「さみしい」といったのでパソコンを閉じておしゃべりをした。最近の私はわがままでなんか情緒不安定なかんじで自分でも嫌だ。帰る、とか、家族との予定とか、そういった私と過ごす時間以外のことを恋人が発すると悲しい気持ちになって嫌な態度をとって困らせてしまう。先日も彼が帰る予定であった夕方に拗ねて素っ気無い態度をとって、いつも通りの夜中に帰宅する選択をとらせた。夕飯の準備もしてもらっていたし、恋人は母親にすくなからず小言くらいは言われたことだろう。かわいそうだし、嫌な彼女、と思われていそう。それはあんまりうれしくない、というか、かなしいし、ちゃんと大人になりたいとおもうのに、またやった。帰ってほしくないと駄々をこねた。困った顔で、帰ると言われた。拗ねた態度でしばらくいたら悲しそうな顔で拗ねんといて、とあやすように言われた。自分が上手に使えない。あとから、次はちゃんとしようと思うのに、別れの瞬間にはすっかり嫌な自分になってしまう。生理前だからか。生理が来なくて、そういうことかもと不安がっていろいろなことを考えて自分のために私のために泣いていた恋人はやっぱりまだ不安そうで、だからそれをぬぐってあげようと検査したら私にとっては案の定の陰性で線が二本出る気がすると言っていた恋人にとっては悩みが晴れた陰性でうれしそうにしていて私だって今子供を育てられるかといえばしたいかしたくないかではなく可能か不可能かと言えば不可能で、でもそう目に見えてテンションが上がる恋人にちょっとむかっとしてかなしくて、言ったらごめんねうれしいとかではないよと言われた。準備して話し合っての末に出来るのが嬉しくない? というようなことを言われてそれはそうだし正しいけどでも感情なんてものは理屈じゃない。最近すぐ悲しくなる。生理と共に心も不順だ。

朝マクドはかわいすぎる


 4/4

 早起きをして、買ってきてもらった朝マックを食べた。マクドと呼ぶのに朝マックのことは朝マックと呼ぶ。マック派の人に指摘されて気づいたけれど、朝マクドは少しかわいらしすぎるな。

 朝一から携帯ショップに赴いた。
 iPhoneからGoogle pixel 5に機種変更する。弟も機種編。
 ショップの店員さんの話を聞いていると携帯料金が高く、損をしているとのこと。お得にするにはどうすればよいか聞くと、今回は一緒に来ていない弟も最新のiPhoneに変えた方がお得だという。本人の許可もなく、変えることにした。
 三時間強でやっと新しいスマホを手に入れた。
 早速恋人にラインを送るも、まだ慣れていないのでものすごく時間がかかる。
 
 日用品をたっぷりと買い込んで(買ってもらって)実家に帰る。

 「僕のヒーローアカデミア」を30巻まで読んだ。
 私の好きな二人が…二人が…。
 迫さん、うれしいようなちょっと違うような、不思議な気持ちです。

 夜は焼き肉を食べた。