それでそのままお寿司屋さんに行った

 

 9/1

 

 昼前に家を出て電車に乗ったり降りたりまた乗ったりして待ち合わせ場所に向かう。打ち合わせで外に出ている恋人と待ち合わせをしてランチを食べる約束をしていた。たこ焼きのランチを食べた。たこ焼きのランチを食べるのは初めてだった。店員さんの多分店長かそうでなくても今日のメンバーの中では1番偉いのだろうと思われる人が接客は元気だけど多分怖い人なのだろうなと言う感じの人で食べながらそう思った。怖がりなので怖がって、そしてたこ焼きとお好み焼きを食べた。同じランチメニューを食べた恋人は私が半分くらい食べたところでたこ焼き5つを追加で注文していて、その怖い店員さんにいっぺんに頼めよとか思われないかなと思ったけどアルバイト学生とかならともかく社員とかならいっぱい注文してくれるのは嬉しいはずで、というか売ってるのもを買ったことで怒るって何だよと怒られていないけど思った。

 お腹もいっぱいになって、昨日の時点での予定はこの後ケーキを食べに行くというものだったのでお腹をすかせるためにてくてく歩いた。来年同棲しようとしているのでインテリア雑貨のお店だとか家具などを見たりした。とてもいいように思えるソファがあった。デザインも機能もよく、値段もまぁこのようにいい商品ならこのくらいの値段だろうなと納得できる数字だった。間接照明なども見て、可愛らしいランタンタイプのライトがあったのでそれの商品紹介冊子見たいなものをもらう。

 いい感じに小腹が空いたので目当てのカフェに入る。ここのことは恋人が調べてくれて行くことのなったのだけど、入ると女性二人組が二組しかいなくて、店内も可愛い雰囲気なので恋人は「メンズがいない…」と小声で震えていた。しかし桃のショートケーキと可愛い食べ物とロイヤルミルクティと可愛い飲み物を注文していた。私はピスタチオのケーキとレモンスカッシュを注文した。

 

f:id:seyanne:20210902143056p:image

 

  来年考えている同棲というのが今日出てきたところ付近の家を狙っているので、ここのケーキを頻繁に食べたいねと話した。ホールケーキや記念日ケーキにも対応しているとのことで、恋人のために予約していたのであろう男の子が受け取りに来ていた。食べたり飲んだり話したりしていると、恋人がお腹空かない?と言った。まじでか。お寿司を食べに行くことにした。私は一貫でも食べられればいい方だと思った。少し歩いて店まで行くことにして、カフェを出た。
 しばらく歩いていると、恋人が足が痛いと言った。彼は先日一緒に買いに行った革靴を履いていて、そんな硬いものしかもまだ足に馴染んでいないものをはいて歩き回っていたらそうだよなぁとインソールでも買おうと探したけど女性用しかなくて、28センチの靴を履いているのに25センチまでのインソールでは心許ないなとなって、買わなかった。それでそのままお寿司屋さんに行った。

 回転寿司だけど一皿安くて300円とかのお店で、職人さんが握っているところが見れるようなところで、美味しかったのでたくさん食べた。炙りのサーモンが特に美味しかった。

 夜に恋人とビデオ通話する前、部屋の扉を閉めようとしたら蜘蛛がいた。ゴミが落ちているように見えて、拾おうと近づいたら動いたので飛び上がった。見失わないように視界に入れながらティッシュをたくさんとって、包んで捨てた。外に出してやるとかが怖くてできないのでいつも殺してしまう。殺虫鬼だ。

 通話を繋いで恋人が仕事の資料を少し作るというのでその間に阿久津隆の読書の日記を読んだ。二時間くらい恋人はキーボードを叩き私はページをめくった。200ページくらい読んだ。阿久津隆が楽しそうに野球を見たり野球について読んだり書いたりしているのを見ている私は野球を好きではなく楽しくないので私が好きではないことについてこんなに楽しそうに出来るなんてとかそのようなことを考えていると、私は本が好きで読んで話して興奮するけど恋人はそうではなくてなぜこの人は本を読まずにいられるのだろうと思ったりしたけどなるほど阿久津隆にとっての野球を見る私は私にとっての本を見る恋人かと思った。いつも通り大富豪のアプリを二人でして、寝た。